Yamasaki 2004年3月・4月の我が家の出来事-2



2回目の中国出張ー北京(徹)

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週末は北京で過ごすことになり、英語によるツアーバス(上段写真:バスガイドを撮影)を利用して明十三陵と万里の長城へ行ってきた。明十三陵とは、明王朝の三代目から十三人の皇帝が葬られている地域で、陵墓自体が発掘されているのは、訪問した定陵(中段左写真:バスガイドが撮影)だけとのこと。地下にはいると内部はすべて石造りのアーチ構造(中段右写真)で、西洋的な感じを受ける。おもしろかったのは、出口にある「出口」という看板(下段写真)で、中国語、英語、日本語で書いたつもりであろうが、日本人にとってわざわざ「でぐち」と書く必要もないだろう。


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そのあと、すぐ万里の長城へ行くと思いきや、翡翠の工場(左写真)へ立ち寄った。日本でも観光バスが土産物屋へ寄ることがあるが、この中国のは手が込んでいる。まずこの工場へ寄って、そこでは「高価な置物」を作っているところを見せてくれ、「安物と上等の翡翠製品の見分け方」を教えてくれる。なるほどと感心していると、次にバスがとまるのが翡翠の土産物屋で、そこで「上等の翡翠でつくられた高価な置物」が「安く」売られていることを見せられる。さきほど教えられた「見分け方」をためすと当然「上等」とでる。徹も(それほど高いものではないが)ひとつ買ってしまった。そしてさらに大変なのが、次に立ち寄った漢方薬の店(右写真)である。ここでは、まず中国の権威ある医者(毛沢東と一緒にいる写真を見せられる)の「弟子たち」が、観光客全員を診察する。もちろん英語の通訳をする看護婦(らしき女性)が横にいる。そして、全員が何かしら悪いところがあるといわれ、それを治すには漢方薬が一番いいとなる。さすがに徹はあきれて、そもそも診察を拒否した。徹以外は全員診察を受け(アメリカ人はからかってやろうという態度がありありだったが)、ほとんどの人間が、それも翡翠の店では店員をからかいながら「高い」と言って買わなかったマルタ人までも、高価な漢方薬を買った。大変な商売上手だと感心した。右の写真の看板には「仁術」と書いてあるのに、、、やはり「医は算術」か。



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