Yamasaki 2004年5月・6月の我が家の出来事-5



金沢ーひがし茶屋街

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主計町茶屋街から浅野川大橋をわたり、しばらくすると、有名なひがし茶屋街にはいる。そこでは、観光ボランティア「まいどさん」のお世話になった(左写真)。観光ボランティアという制度は松江にはないが、「堀川めぐり観光船」の船頭さんは、こぎながらいろいろ説明してくれる。なお、「まいどさん」というのは、金沢弁で道で知り合いの人に出会ったときや、よく顔を出す家を訪ねるときなど、気軽に声をかけるときなどに使われ、「こんにちは」という意味に近い言葉とのこと。
ひがし茶屋街は国の重要伝統的建造物保存地区に選定されているだけあって、趣がある(右写真)。京都の祇園・花見小路か白川沿いの新橋通に匹敵する。


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その茶屋のなかで、「まいどさん」が推薦してくれた廓「志摩」にはいってみた(上左写真)。なお、玄関から格子戸越にそとを見るこのアングルは、数年前桃井かおりと竹下景子を使ったJRのポスターにも使われていた、有名なアングルである。2階にあがると客が芸事を楽しんだいくつかの部屋がある。ひとつは外の道に向いており、もう一つはこのように中庭を向いている(上右写真)。中庭の反対側にもうひとつ部屋がある。そして客は、このようにふすまの向こう側から登場する芸妓たちの芸を楽しんだ(下写真)。



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