２００４年７月・８月の我が家の出来事－２
福井ー芦原温泉
もともとは福井駅周辺で２泊しようと思っていたのだが、１週間前に台風のせいで駅近くの足羽川堤防が決壊し、このあたりは水浸しになったとのことで、まだほこりっぽかったし、ボランティアの人がたくさん来ているということで気が引けた。どうしたものかと思っていたら、福井駅の中に招き猫がおり、「芦原温泉が開湯１２０周年祭だからよってらっしゃい。」と言っている。芦原温泉は東尋坊へいく途中でもあり、これはちょうどいいということで、１泊することにした。
芦原温泉（駅名は「あわらゆのまち」）までは、越前鉄道の電車でいったのだが、この電車にはなんとガイドさんが乗っていた。バスガイドならぬ電車ガイドである。
予約してなかったので駅前案内所で薦められた旅館に泊まったのだが、１２０周年祭ということで他の旅館の温泉風呂にも無料ではいれるとわかって大喜び。さらに、芦原温泉すべての温泉風呂が七福神の７種に分かれていて、別の種類の温泉にいくつかはいってそのスタンプを集めると記念品がもらえるということで、いろいろな種類の旅館の風呂にはいらせていただいた。風呂はどこもなかなかよかったが、旅館として一番よかったのは「つるや」で、風呂も含めて昔ながらの日本旅館の風情をのこしている素敵な宿である（上段左写真）。旅館の外にも源泉を飲める場所を設けている（上段右写真）。また、つるやの売店ではおいしそうな和菓子を売っているが、その日は売り切れだということで、そばにある菓子屋「だるまや」まで買いにいった（下段写真）。ここでは楽しい民芸品も売っており、思わず「七福神」の人形を買ってしまった。