２００４年７月・８月の我が家の出来事－９
箱根美術館めぐり（徹・淳子）ー（１）
箱根には興味ある美術館や博物館がいくつもある。どれもが箱根というすばらしい自然と一体になるように設計されており、とてもいい時間をすごせる。
星の王子さまミュージアム。もう駐車場からサン＝テグジュペリの世界である（左上写真）。これは合成写真ではない。駐車場のたて看板が星の王子さまなのである。そしてミュージアムの入り口では、シャボン玉が迎えてくれ、こどもの頃のわくわくした気持ちをかきたてられる（右上写真）。館内ではサン＝テグジュペリの生涯を、写真や衣服だけではなく、当時の雰囲気を伝える活動場所の模型ともに展示している館が興味深い。徹にはサン＝テグジュペリ空港（＝リヨン空港）からの帰国で大変な思いをした経験があり（このページ参照）、とても熱心に見学することができた。また作者ゆかりの地である南仏の町並みの再現（下写真）や当時、飲まれていたコーヒーを出すカフェなど、随所にユニークな仕掛けがある。売店では、徹がサン＝テグジュペリ空港で購入した可愛い「星の王子さま貯金箱」や「状差し」も売られていた。
ガラスの森美術館。ここは、古いヴェネチアン・グラスを中心とした美術館、ガラスアートを集めた現代ガラス美術館とあり、それぞれ楽しめるが、庭が素敵だ。上段写真のようなアーティスティックな景色もいいし、下段の２枚の写真のようなアンティークな景色も楽しめる。