Yamasaki 2005年5月・6月の我が家の出来事−1



島根県人会(徹)

yunotsubonnodori kinnnyamonya

徹は横浜に住む従妹に誘われて、初めて東京に住む島根県や松江市の出身者の集い(それぞれ「東京松江会」「島根県人会」と呼ぶ)に参加してみた。最初に参加した「東京松江会」はこじんまりとした会であったが、さすがに「島根県人会」は、椿山荘にて郷土芸能の披露もある大規模なものであった。写真は、左が「温泉津(ゆのつ)の盆踊り歌」右が「隠岐(おき)のきんにゃもにゃ」である。徹と従妹の祖父母は温泉津で旅館を開いていたが、従妹によれば子供のころ夏休みに温泉津を訪れるとよく盆踊り参加していたとのことで懐かしがっていた。一方徹は、隠岐出身の高校時代の友人が結婚式で歌ってくれた「きんにゃもにゃ」に感心したこともあって、今回の踊りもとても楽しめた。この写真でも楽しそうに踊っている雰囲気がわかるが、観客も思わず踊りだしたくなるほどの楽しい曲である。


ゴッホ展(徹・淳子)

kyuugetsu sakurarikyuu
ginnzatrikororu gohhotenn

竹橋の近代美術館で開催されたゴッホ展に行ったのだが、そこへ行くまでに結構寄り道をした。まず新橋駅蒸気機関車前の「旧月」(左上写真)で腹ごしらえ。ここは徹が会社の先輩に教えてもらった店で、てんぷらとそばがおいしいので、徹は出張のときによく利用する。そこから歩いて鉄道記念館へ寄り、浜離宮へ行った。右上写真で見るとおり、浜離宮は近代的ビル群を「借景」としたいかにも大都市の中にある庭園である。池の水は海からひいてきているので海藻がたくさん浮かんでいて、掃除する人があちこちにいた。
そのあと銀座に行き、トリコロールで休憩。この左下写真にあるように、お湯の注ぎ方がいかにも「モダン」という感じの素敵なお店である。そのあと、地下鉄で竹橋へ行き近代美術館へはいり、ようやくゴッホ展を見た。
ゴッホというと、徹は30年前の大学卒業直前の春休みに1ヶ月ほどヨーロッパを旅したときのことを思い出す。その旅は、「ゴッホ」(と「ベートーベン」)をテーマにしていたからである。年をとってからはセザンヌやクレーに興味が移っていったが、その当時はあの独特の筆使いに圧倒されていた。アムステルダムの「国立ゴッホ美術館」とアペルドルンという町にある「クレラー=ミュラー美術館」の訪問が目的で、特に「クレラー=ミュラー美術館」には寒い中大変な思いをして到着したことを覚えている。今回の展示会はあまり多くの作品が展示されていたのではなかったが、有名な「夜のカフェテラス」がゴッホらしさは足りないもののいい絵であることがわかっただけでも収穫であった。あと浮世絵を模写した「花魁」や「夜のプロヴァンスの田舎道」が記憶に残る。帰りは運転手による沿道案内つきの特別のバスで東京駅まで送ってもらった(右下写真)



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