2005年11月・12月の我が家の出来事−4
秋の京都(御所、相国寺:徹・淳子) (4)

京都でおいしいおばんざい屋といえば、百足屋(むかでや)がお奨めと聞いていってみた。地下鉄で四条烏丸駅までいき、少し歩くとひょうたん型のちょうちんと格子戸が特徴的な店に着く(左写真)。昔は呉服問屋だったという町家を改装した店内は温か味があって風情がある(右写真)。料理もおいしくいただけた。蔵の中で食べることもできる。

百足屋の向かい側に、同じく昔ながらの町家を再現した百千足館(くろちく本社)がある。この1階は“京町家小路”という工芸ショップで、のれんをくぐって打水された石畳の小路を少し歩くと入り口がある(左写真)。店内にはすてきな人形があった。そこから南へ歩くと、京都の台所、錦小路にいたる。京野菜、漬物、お麩、ゆば、和菓子、お汁粉、、、など京都らしい小さなお店が軒をつらねていた(右写真)。

「京都の朝は、イノダコーヒの香りから」といわれる、京都のコーヒーの老舗イノダ本店も近くにあるので寄ってみた(左写真)。2階で飲んだのだが、階段も風情があるし、1階の外の庭もすばらしい(右写真)。もちろん、コーヒーもおいしかった。