Yamasaki 2007年7月・8月の我が家の出来事−3


徹の父の一周忌@温泉津−3

西念寺10 西念寺9

それから、これもご住職に教えていただいたのだが、西念寺脇にある岩を削って作った小道は、銀を積み出した港のひとつである「沖泊」まで続く旧道とのことである。その小道(左写真:2008年夏撮影)には、馬をつなぐために岩に穴を開けた「馬つなぎ石」(右写真)も残っていた。


龍沢寺1龍沢寺2

西念寺のご住職といろいろ話をさせていただいたあと、一緒に実際の墓のある「龍沢寺」へ行ってお経をあげていただいた。龍沢寺は、「木喰上人」作の完成している仏像としては島根県内唯一という、釈迦如来坐像があることで有名である。この写真は、「いなや」先祖代々のお墓のある墓地から撮影したものだが、写真からわかるようにこの墓地も急な岩盤を削って作った高いところにある。母から聞いた話だが、徹の祖父はこの龍沢寺のご住職から、この墓地を作るために土地を交換して欲しいとして頼まれ、了解した。そのときに住職はできた墓地の中で一番最初に好きなところを選んで良いといわれたとのことで、祖父は毎朝お坊様が勤行をしている本堂が間近に見える今の場所を選んだそうである。

龍沢寺1

温泉津から松江への帰りに、徹はいつものように「開春竜馬」を求めて「若林酒造」に寄った。今回はちゃんと生酒の在庫があり、白黒2本を宅配で頼んだ。それから、淳子は昨年温泉津の「ますや」に泊まったときに内湯で使われていた「竹酢液」が忘れられず、「村上商店」に立ち寄って求めた(左写真)。



次ページ


2007年の出来事

ホーム