Yamasaki 2008年5月・6月の我が家の出来事-4



濱倫子@凸版ホール

凸版ホール

徹が仕事の関係で知り合いになったある研究所の所長さんのご好意で、ピアニスト濱倫子のリサイタルを、凸版ホールで聞くことができた。今回はピアニスト濱倫子を聞くというより、その方に凸版ホールを勧めていただいたので、凸版ホールを聞きに行ったという意味合いのほうが強い。ただ濱倫子も良かった。少し早めに行き、ピアニストの顔がよく見える席(写真をとった位置)に座ったのだが、(倫ではなく)凛とした姿勢で、フランスものを弾ききった。最初クープランからはいって、次がラヴェルの「クープランの墓」という選曲も心憎かったし、アンコールのラヴェル「夜のガスパール」の「オンディーヌ」は圧倒的だった。
さて、凸版ホールであるが、小規模ながら木をベースとした温かみのあるホールであることが実感できた。濱倫子のピアノはスタインウエイだったが、いつものスタインウエイよりも丸みをおびた音に聞こえ、曲に合っていたと思う。淳子は「ピアノがまるでハープのように聞こえた」と言っていた。

椿山荘

椿山荘1椿山荘2

凸版ホールでのコンサートの開始は午後6時だったので、江戸川橋駅の反対側にある椿山荘のカフェ「Foresta」で軽い食事をとっていった(上写真:真ん中あたりに三重塔が写っている)。椿山荘は、3年前の6月島根県人会で行って以来である。3年前の県人会は夜の開催だったので、お開きになってから庭で蛍を楽しんだ覚えがある。今年はまだ蛍を楽しむには早い時期のようだったので、(蛍のいる)川沿いの散策路ではなく、三重塔がある山側の散策路を通ってみることにした。

椿山荘3 椿山荘4

椿山荘5 椿山荘6

ロビーから結婚式場を通り抜けて庭に出ると、まずチャペルとその横に池に注ぎ込む滝が見える(上左写真)。それから少し上りの道を歩くとホテルの全体像が見えるようになる(上右写真)。一番下の階にカフェ「Foresta」が見える。そして、広島県 篁山竹林寺より移築したという、趣のある三重塔に至る(下左写真)。その後、「冠木門」から庭を出て神田川沿いに江戸川橋駅まで歩いたのだが、その道もなかなか風情があった(下右写真)。桜の時期はとてもきれいだろう。


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