Yamasaki 2008年7月・8月の我が家の出来事-14



出雲大社とその周辺-6(日御碕神社と鷺浦)

日御碕神社1 日御碕神社2

日御碕神社3 日御碕神社4日御碕神社5

日御碕灯台のそばに、日御碕神社がある。これがまた素晴らしい。朱門をくぐって境内に入ると、まず正面に美しい 「日沈宮(ひすずみのみや)」(上左写真)、そして右を見ると急な階段とその上の「神の宮(かみのみや」(上右写真)が現れる。「日沈宮」 は 「天照大御神」を「神の宮」は素盞嗚尊を、つまり姉弟2人を祭っている。松の木と一体になった朱塗りの建物は、美しさだけではなく力強さも感じられる。もう少し「日沈宮」に近づいていくと「神の宮」へ登る別の急な階段があり(下左写真)、それを昇って社殿脇から見る「日沈宮」 の拝殿と本殿がまたとても力強く美しい(下左写真)。明るい光の中、海岸そばの清々しい空気を通してエネルギーをもらえたような気分になった。


鷺浦1 鷺浦2

それからしばらく海岸を離れ、細い山間の道を東へ行くと、温泉津のように深い湾の奥にある「鷺浦」という小さな漁港に着く(左写真:防波堤から撮影)。その湾の口をふさぐようにして小さな島(権現島というそうだ)があるところが特徴である(右写真:防波堤から撮影)。調べて見ると鷺浦は、昔は北前船が寄港する港町として栄え、大田市波根の長福寺にもある(このページ)立派な「鏝絵(こてえ)」のある家や二連の蔵を持つ家もあるとのことである。また明治時代には近くの鵜峠銅山から出る銅や石膏を運び出す港としても栄えたそうである。そのあたりも、石見銀山の銀の積み出し港として栄えた温泉津に似ている。但し温泉はないようだ。

鷺浦から海岸沿いにもっと東へ行くと、「かもじのり」(このページ)で有名な「十六島」(うっぷるい)にいく。今回は南へ向かってまた山間の道をドライブし、出雲大社にその北側からもどった。


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