Yamasaki 2009年1月・2月の我が家の出来事-2



松江と茅ヶ崎の初詣 -2

古都1 古都2

毅がステーキを食べたいというので調べてみたら、創業から39年というステーキ専門店「古都」という店があることがわかった(左写真)。叔母に聞いてみたら、「ハイカラ」だった亡き叔父がよく行っていた店で、最近宍道湖そばに引越ししてきたらしい。店構えは写真のとおりぱっとしないし(失礼!)、店内もなんだかだだっぴろくて間が抜けている(再度失礼!)が、肉は「島根和牛」でやわらかいし、たれ(右写真)がとてもおいしかった。

出雲大社3 出雲大社4

松江の帰省には、ANA及びUAのマイレージの関係で、米子空港を利用する。今回羽田へ戻るときに、飛行機の中からきれいに富士山が見えた(左写真)。そして戻ったあと家の近くの八王子神社前の広場から見た夕焼けの富士山も、ちょっと電線が邪魔だが、とても美しい(右写真)。

茅の輪くぐり 古代出雲歴史博物館2

その八王子神社にも初詣に行った。そこで、初めて「茅の輪」というものを見た。そして「茅の輪くぐり」の初体験(左写真)。調べて見ると、この「茅の輪」「茅の輪くぐり」がまた松江というか出雲神話に関係があるのだから、おもしろい。以下『備後国風土記』に書かれている故事を紹介する。

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昔、スサノオノミコトが旅の途中、ある村に立ち寄り、蘇民将来に宿を求めた。蘇民将来は貧しい身にもかかわらず、スサノオノミコトを泊めて心のこもったもてなしをした。スサノオノミコトはたいそう喜び、お礼を言って旅立った。数年後スサノオノミコトが再び蘇民将来の家を訪れ、「近く、天下に疫病が流行する。その時は、ちがやで輪を作り、それを腰につけていれば疫病を免れることができるだろう。」と教えた。しばらくしてスサノオノミコトが言った通り村で疫病がはやったが、蘇民将来の家族だけは茅の輪を腰につけていたので助かった。

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八王子神社本殿の前の参道脇にある石にも飾りがつけられていた(右写真)。


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