Yamasaki 2009年5月・6月の我が家の出来事-4



京都「春の特別拝観」- 4

高台寺は豊臣秀吉とねねの寺として有名であるが、今回のライトアップでその庭園、特に臥龍池のライトアップが素晴らしいことが良くわかったのである。


高台寺方丈前庭

まず、勅使門のある方丈前庭のライトアップを見た(写真)。いくつかの色のライトが時間によってオンオフされるのだが、それほどの感激はない。


高台寺臥龍池1高台寺臥龍池1

これが臥龍池のライトアップ。ライトで明るくなった木々が、水鏡となった臥龍池に映りこんだ絶景は、この写真(下半分が池に写った景色)では到底表現できていない。しかしその神秘的な景色は、本当に池の中に吸い込まれていくような感覚を生じさせ、恐ろしささえ感じた。


名勝庭園1 名勝庭園2

そのあと、傘亭、時雨亭をはじめとする名勝庭園を散策したのだが、そのときの林のライトアップ(左写真:月が写っている)、竹林のライトアップ(右写真)も素敵だった。


石塀小路1 石塀小路2

高台寺塔頭のひとつで、ねね終焉の地である圓徳院の庭でもライトアップを見たが、高台寺方丈前庭のライトアップと変わらない。それよりここで紹介したいのは、そのあと迷い込んだ、高台寺通りと下河原通りの間にある石塀小路である(左写真、右写真)。右に折れ左に折れる狭くて小さな路の両側には料亭や旅館が建ち並んでいるのだが、薄暗い中を歩くと看板が控えめにぼんやりと光り、とても情緒がある。


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