２００９年１１月・１２月の我が家の出来事－２１
京都市内（清閑寺、将軍塚大日堂、千本釈迦堂、石像寺、青蓮院）－４
上七軒近くにある千本釈迦堂には２年前にいっている（このページ）が、今回時間を見つけて再訪した（写真）。この前は見逃した、本殿と霊宝殿にある快慶作の十大弟子像を見るためである。
しかしその霊宝殿では、十大弟子像よりも定慶作の六観音の方に魅せられてしまった。六体の観音全てが素晴らしいのだが、特に左端の聖観音は優雅で端正、気品を感じさせる。帰りに写真集を求めたが、まるで実像を表していないので、買わなかった。家に戻ってから、ネットで調べて見たら、このページに、六体の観音像全ての写真が載っているが、これでもまだあのときに見た聖観音には足りない。是非もう一度訪れて見てみたい仏像である。
それにしても、この素晴らしい霊宝殿、訪問者は我々２人。なんという贅沢でありがたいとも思うが、六観音はもっと多くの人に見てもらうべきものではないだろうか？ 国宝でなく重文であるというのもおかしいと思う。
さて本殿にもあがらせてもらった。廊下（左写真）とそこから見た庭（右写真）。
本殿内部から見た外の紅葉（左写真）と裏庭（右写真）。
このページで説明した悲しい話が伝わるおかめの像の横にも、美しい紅葉（写真：この紅葉は上記左写真に写っている紅葉と同じ）。