Yamasaki 2009年11月・12月の我が家の出来事-8



乃木神社と旧乃木邸

乃木神社1  乃木神社2

徹の勤める本社がある東京ミッドタウンのそばに「乃木神社」(左写真:一之鳥居、右写真:二之鳥居)がある。たまたま別の用事が早く終わったため行って見たのだが、神社の宝物館及びとなりにある旧乃木邸はとても素晴らしいところだった。

乃木神社3  乃木神社4 

乃木神社は、明治天皇大葬の日に殉死した乃木希典(まれすけ)夫妻を祭っている。宝物館(左写真:入り口)には写真にものっているとおり、主に乃木将軍の作られた詩歌が展示されている。徹も知っていた「武士は玉も黄金も何かせむ。いのちにかへて名こそをしけれ」など、忠誠そして文武両道の神としての乃木将軍をよくあらわす詩歌がたくさんあったが、特に日露戦争の旅順戦にからんだいくつかの漢詩は、そこで長男・次男を亡くされたこともあって胸をうつ。しかし、何よりも心を動かされるというかショックだったのは、殉死した日の朝の乃木将軍の晴れ晴れとしたお顔のお写真と、殉死の刀である。そして、静子夫人の生を前提として書かれた乃木将軍の遺書、そして実際には共に殉死された静子夫人の刀とご夫妻の写真も共に展示されていて目が熱くなる(右写真)。


乃木神社5  乃木神社6

境内の奥には、乃木将軍が師事した松下村塾の開祖玉木文之進と、その甥で兄弟子にあたる吉田松陰を祀る正松神社もある(左写真)。可愛いお嬢さんがお宮参りに来ていた(右写真)。



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