Yamasaki 2010年9月・10月の我が家の出来事-3



濱倫子さん@王子ホール

王子ホール

昨年はトリオで素晴らしいビアソラを聞かせてくれた濱倫子さん(そのときの紹介ページで名前の漢字が「凛子」になっていました。今訂正しました。「凛」という感じがピッタリだったものでつい間違えてしまいました。ごめんなさい。)の2年ぶりのソロリサイタルがあるとお母様からメールを頂いたので、銀座の王子ホールまで出かけた(写真)。

プログラムはモーツァルトのピアノソナタ12番、スクリャービンのピアノソナタ3番、ムソルグスキーの展覧会の絵。しり上がりに調子が良くなって、スクリャービンも良かったが、「展覧会の絵」の後半は圧巻。顔からはわからないものの、感情の入れ込みようが凄く、その熱がびんびん伝わってきた。アンコールの一曲目(スクリャービンの前奏曲Op.2-2)は、弾き終わったあとに「さすがに疲れた」というジェスチャーをされたが、あれだけ感情込めて力も込めて大曲を弾ききった後なのだから納得。もうアンコールなくていいですよ、といいたかったが、あと2曲(スカルラッティのソナタ、リスト編曲のシューベルト「水車職人と小川」)も聞かせていただいた。途中、ご本人のトークがあり、ロシア曲がお好きとの話をされたが、確かにそのとおりだと思った。なお、今回はお母様にもご挨拶をすることができた。次回も楽しみにしています!


三笠会館ブオーノ・ブオーノ

三笠会館ブオーノ・ブオーノ 三笠会館ブオーノ・ブオーノ2

素晴らしかった濱倫子さんのリサイタルのあと、三笠会館ブオーノ・ブオーノでおいしいイタリア料理をいただいた。まず茸のリゾットを選んだら、ソムリエ(羽石さんという方:名刺を頂いた)がポロチーニをバスケットに入れてもってきてくれて選ぶことができた(左写真)。蟹とか魚、そしてワインやケーキを選ぶことはあるが、茸を選んだのは初めてである。そして、なんと言ってもおいしかったのが、グラナ・パダーノというチーズ。今まで知っていたパルミジャーノ・レジャーノのほうが高級品らしいが、ここのグラナ・パダーノは、やわらかくて長く削れて(右写真:削っているところ)、味もパルミジャーノ・レジャーノほどくせがなくマイルドな味だった。ソムリエが選んでくれたこれまたおいしい赤ワインBirilloとともに優雅なときをすごすことができた。


東京松江会@霞ヶ関ビル

東京松江会1 東京松江会2 東京松江会3

昨年に引き続いて東京松江会に参加した。前回(このページ)は、バルセロナオリンピックの水泳で金メダルをとった岩崎恭子さんの話があったが、今回は北京オリンピックで銅メダル、アテネでは銀メダルシンクロニスト鈴木恵美子さんの話があった(左写真:可愛い司会役の武田志乃さんと)。昨年も書いたが、松江は「水の都」「東洋のベニス」と謳っているので、水泳の選手をイメージ・キャラクターにするのだという感を強くした。彼女の話で特に興味深かったのは、陸上での歩き方がおかしくなって人におくれをとってしまうという話。もの凄い練習量であることがうかがわれる。銀メダル、銅メダルも持ってきて壇上で披露された(中写真)あと、各テーブルに回された。

鈴木恵美子さんのお話が終わったところで、3年前に徹も松江のプラバホールで聞いた経種廉彦(いだねやすひこ)さん(このページ)が登壇し、「オー・ソレミオ」と日本の歌「ふるさと」を披露し、その「地から足を伝わって腹の底から出てくる」ような張りのある良く響く声で会場を魅了した(右写真)。因みに、彼は徹の叔母の友人の息子さんというだけではなく、徹の卒業した松江北高の9年後輩でもあるとのこと。


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