Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-19



北京-2

(トラブル6)さて最初の夜、もうひとつ別のトラブルに見舞われていた。日本でガイドブックを2冊買っていたのだが、2冊とも持ってくるのを忘れたことに気がついたのだ。無計画なうえにガイドブックも忘れてきたのだから、少々落ち込んだ。しかし、「わがままチャーター便」なのだから、運転手がガイド役を果たしてくれて本なんか必要ないのではないかと気をとりなおした。(実は、姜さんは、日本人観光客からもらったという古い「地球の歩き方」ガイドブックを持っていた!)

(トラブル7)「わがままチャーター便」で第一日目に行ったのは、まず天安門広場。その西側の道路に降ろしてもらい、天安門に向かって北に歩こうと思ったら、、、なんと軍隊(警察?)の演習のためか、道路も公園内も閉鎖されてしまった。すでに姜さんの車は待ち合わせ地点である、故宮の北側にある景山公園の西門の駐車場を目指して走り去っていたので、ガイドブックのない外国人はどうしたらいいかわからなかい、、、。しばらくうろうろしていたら、同じ目にあった中国人旅行者らしきカップルが南に歩いていった。一度南に下がって広場の反対側、つまり東側の道路を北に向って歩いていこうという考えらしいと推測、ついていくことにした。

正陽門1 正陽門2

天安門広場の南端まできたら、朝日を南から受けて黒々として堂々たる門があった(左写真)。初めて中国の首都北京へきたと実感したので、一緒に記念撮影(右写真)。あとで姜さんに聞いたところ、正陽門という名前だそうで、北京を囲んでいた壁の一部だとのことである。


毛主席紀念堂1 毛主席紀念堂2

その正陽門の北側には、毛沢東の遺体が安置されている毛主席紀念堂(左写真)。こわくてカメラを向けなかったのだが、この写真の右枠外では、警備兵がわれわれに眼を光らせていた。写真左側に正面から見た彫像が写っているが、横から見ると毛沢東(?)に先導された民衆の姿であることがわかる(右写真)。


天安門広場天安門広場2

そして推測どおり、広場の反対側、つまり東側の道路へ出ることができた。こちら側は北へ歩ける!そして北へ歩いて天安門広場中央から撮影した、左から毛主席紀念堂、人民英雄紀念碑とその背後の人民大会堂(写真)。


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