Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-28



北京-11

北海公園14 北海公園15

面白いかたちをしている、静心斎の前にあった「牌楼(宣伝用看板)」(左写真)。「牌楼」にもいくつかの種類があるとのことで、これは「四柱七楼(四つの柱と七つの屋根)」様式のものとのこと。琉璃瓦は皇帝のみが使えるらしい。もうひとつほぼ同じ形の「牌楼」(右写真)。これは小西天(観音殿)の前に設置されていた。


北海公園16 北海公園17

これは、龍をデザインした「照壁(正門前にたてる目隠し用の壁)」で、「九龍壁」と呼ばれている(左写真)。龍は皇帝のみが使えるモチーフで、今回見逃した故宮の内廷にある「九龍壁」は、真ん中の龍が黄色で正面を向いている別格のものらしいが、美しさはこちらののもののほうが上とのこと。美しいだけではなく玉を取り合う龍の迫力あるデザインだ(右写真)。


北海公園18 北海公園19

 

湖岸を南に下がり、瓊華島へ渡る橋が見えてきた(左写真:氷の上を若い連中が歩いている)。瓊華島へ行って白塔へ登ろうとも思ったが、英語が少しできる門番に聞いてみると、いったん外へ出て再度別の門からはいらないとその橋までいけないようだし(つまり入場料をまたとられる)、今日はもう一か所、胡同めぐりで有名な什刹海にもいくつもりだったので、門を出て姜さんを探した(右写真)。しかし、駐車場がない。実はこの門は、姜さんと約束した南門ではなくて西門だったのだ! 姜さんに電話してこのに西門まで来てもらったのだが、本当に「わがままチャーター便」でよかった。


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