Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-29



北京-12

什刹海1

姜さんにお願いして、北海の北にある前海と后海の間の最もくびれた部分にかかっている銀錠橋に行ってもらった。そこが什刹海の中心なのである。しかし、姜さんも知らなかったのだが、銀錠橋は工事中で、仮の鉄橋がかかっていた(左写真)。


什刹海2什刹海3什刹海4

橋を渡って風情ある建物がある前海の北岸を歩くと、今度は銀錠橋ではなく金錠橋がある(写真中央部)。前海のこのあたりは全面的に厚い氷で覆われているようで、市民や観光客がスケートを楽しんでいた(写真左部)。


什刹海5 什刹海6

  銀錠橋の北側の胡同に入ってみた。小さな雑貨店が並び、ショッピングする欧米人がたくさんいた(左写真)。きっと有名な通りだと思って歩いていくと、大通りに面した出口(というか本当は入口なのだろう)に牌楼(宣伝用看板)が見えた(右写真)。


什刹海7 什刹海8

  牌楼に書いてある字を読んでみると「煙袋斜街」とある(左写真)。そして牌楼近くの家の壁に「北京歴史文化名街」「北京煙袋斜街」と書いてある銅版がかかっていた(右写真)。日本へ帰ってから調べてみると、この「煙袋斜街」は元の時代に建設され、清の時代の末には主に喫煙器具や書画の表装、玉細工、骨董品の経営が行われていたらしい。そして今回の旅行1か月前の11月10日に、中国歴史文化の町として、北京市第2回「中国歴史文化の町」に入選したとのことである。確かに趣のある胡同である。


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