Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-40



北京-23

午後は西太后の愛した頤和園に行った。アヘン戦争で焼き討ちにあって廃墟となったものを、西太后が海軍の経費をまわして修復し、自分専用の避暑地にしたということである。ここでも「わがままチャーター便」のおかげで、東宮門からはいって北宮門から出る(そこの駐車場で待っていてもらう)という効率的なまわりかたができた。

頤和園1 頤和園2

東宮門が正門で、3つの入口がある(左写真)。もちろん真中の入口は皇帝専用で、故宮でも何度かお目にかかった龍の文様が彫られた岩でできている(右写真)。両側の入口でさえ貴族でしか通れず、普通の人たちはそのまた脇の入り口を使ったという。


頤和園3

東宮門を入り、小さな仁寿門(写真)をくぐると皇帝や西太后が執務をとっていた仁寿殿がある。


頤和園4 頤和園5

  仁寿殿の庭に置いてある鳳凰と龍(左写真)、そして麒麟の像(右写真)。


頤和園6

  西太后の気分になって頤和園を周遊することを勧めているのか、すぐに売店があり、淳子はドラマ「蒼空の昴」で西太后がよく使っているという翡翠のローラーを求めた(写真:売り子が使っている)。


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