2010年11月・12月の我が家の出来事-43
北京-26

さて長廊である(左写真)。728mあるそうだが、西太后にはそんなに長いと感じられなかったのではないか。何故かというと、まず、屋根があるので少々の雨や雪が降っていても、湖や十七孔橋を楽しむことができるからだ(右写真:望遠)。

また、どの梁の部分にも西遊記(左写真)などの名場面が描かれているし、長廊のところどころにある休みどころの天井が美しいからだ(右写真)。

梁の内側だけでなく外側にも、花鳥画や風景画が画かれている(左写真)。湖岸には長廊と並行して、散歩道がある(右写真)。晴れた日には西太后はここを歩いたに違いない。そのときでも、この絵を見て楽しんだのであろう。