Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-50



北京-33

天壇8" 天壇9"

何度か中国へいっている父は、祈念殿を描いた油絵を残しているが(左写真)、「堂々」というよりかは温かみを感じるし、なんだか少し右側へ傾いているように見える。今回、その温かみを感じ、少し傾いた祈念殿が見える場所を発見した! それは、祈年殿のある区域を南側から出るときに少し高くなっている門から撮影した祈念殿(右写真)。門の柱の角度もあって傾いているような錯覚を覚えるし、下から見上げるよりも縦長で下の茶色の部分が見えるようになり温かみも感じる。


天壇10 天壇11

南に下がり、成東門をくぐって振り返って見ると、先ほどの写真をとった門の上から祈念殿の上部が見える。一体となった建物のようだ(左写真)。成東門の先には、祭祀の際に皇帝の位牌を置く皇穹宇がある(右写真)。この円形の建物の周りの壁は「回音壁」と言い、壁に向かって話をすると、その180度対極にいる人に伝わる。今回は実際に淳子とやってみて、確認した。


天壇12 天壇13

  さらに南には、皇帝が天に向かって出来事を報告する園丘がある(左写真)。この中心には「園心石」と呼ばれる石があり、ここでささやくと周囲に反射してこだまするつくりになっている(右写真)。


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