2011年3月・4月の我が家の出来事-20
鎌倉(瑞泉寺と鎌倉宮)-3
「花の寺」瑞泉寺の庭は、今回は可愛いつつじの花で迎えてくれた(左写真、右写真)。


本堂背後の庭園は、夢窓疎石作で、池の向こうに洞窟が掘られていることが珍しい。写真の左端、池にかかっている橋の向こうに、草むしりをしている作庭師が映っているが、もくもくと仕事をしているその姿は修行僧のようでもあり、この庭園の一部になりきっている。
上の写真の右端には本堂の裏手が映っているが、その屋根の上にかかっている青紅葉が素晴らしいことに気が付き、近寄ってみた。風に揺られる葉の向こう側から光がさし、まるで緑色にたなびく雲の向こうに本堂の屋根が見えているようで、とても幻想的で美しい(左写真、右写真:少し場所をずらして撮影)。この風景が見れただけでも今回の鎌倉行きの意味があったと言えるほど素晴らしい時間を過ごすことができた。