2011年3月・4月の我が家の出来事-21
鎌倉(瑞泉寺と鎌倉宮)-4
歩いて大塔宮(おおとうのみや:鎌倉宮)まで戻った。大塔宮は、後醍醐天皇の皇子である大塔宮護良(もりなが)親王を祀るために明治天皇によって建てられたのだが、親王には以下のような悲しい話が伝わっている。
そのあと少し明るいところへ出ると藤棚があって、心が休まる(左写真)。そこからは深い緑となる(右写真)。
出口近くに宝物殿があり、神馬にまたがる護良親王の像(左写真)や奉納された乃木希典(右:「忠孝」)、山本五十六(中:「至誠奉公」)、東郷平八郎(左:「制機先者勝」)の書(右写真)などを見ることができる。
境内には「村上社」という村上義光がご祭神の「身代わりさま」がある。この村上義光にも悲しい話が伝わっている。村上義光は護良親王の忠臣として知られ、幕府の大軍に攻められた際に護良親王を逃すために、自ら親王の鎧を着て身代わりとなって自刃したとのことである。この村上義光の木像の病気や怪我など治したい箇所を3回撫でると身代わりになってくれるとのことである。