正月、母をこちらに引き取ったために松江にはいかず、近所の神社への初詣となった。
春には、逆に松江から友人が訪ねてきてくれた。だれもいなくなった松江の家の整理も開始した。母の実家の旅館で使われていた掛け軸や食器がたくさん見つかり、古美術商に処分してもらった。鎌倉の花と京都の桜を楽しむ。
夏も、松江の家の整理が続いた。今回はたくさんの父が描いた絵が出てきて、徹の家に飾ったり父が留学を世話した中国人夫妻に引き取っていただいたが、ほとんどは処分せざるを得なかった。そして、久しぶりにカリフォルニアを訪れ、PointReyesのカキ、Pinnaclesのハイキングを楽しんだ。
秋は、父の碁盤を引き取っていただいた近所のお寺のご住職とのご縁で、京都の法然上人800年大遠忌へ参加。また、松江の家の最終的な整理を行いに帰郷したときに、松江の開府400年のイベントである神楽、そして水灯路を楽しんだ。
冬、会社の同期を訪ねてシンガポールへ。淳子が腰を痛めたため、夏のカリフォルニアもこのシンガポールも徹一人での旅行だったのだが、よい鍼灸医のおかげで、とてもよくなった。