Yamasaki 2011年5月・6月の我が家の出来事



松江の家の整理

母を茅ヶ崎へ引き取ったために、徹が育った松江の家には住む人がいなくなってしまった。そのため思い切って処分することにし、そのための家の中の整理をしに、連休を利用して松江に行ってきた。

狩野探幽1 狩野探幽2

母が温泉津の旅館「いなや」の4代目なので、旅館で使っていたものが結構残っていた。まずは掛け軸。この富士の画(左写真)は、左端の署名を拡大してみると狩野探幽六十九歳の作とある(右写真)。但し、本物かどうかはわからない(後記:その後、古美術商に見てもらったら偽物とのことであった。探幽には偽物が多いらしい。残念!)。

ひな祭り 網元

この掛け軸(左写真)は、幅が広いが母が気に入ってひな祭りのときによく飾っていたものである。確かに品がある。次に、中にうちわが描かれている扇子の形をした大皿。(右写真)。これも母が気に入ってよく床の間に飾っていた、


重箱 杯

実際に旅館の飲食で使っていたであろうものもたくさんあった。まず重箱(左写真)。いろいろな文様の重箱やお膳がセットででてきた。これ(右写真)はお屠蘇を飲むときの杯か? その他、食器や茶器なども結構出てきた。 以上のものは、都会の骨董屋に聞いて処分するつもりで、徹が荷造りして茅ヶ崎へ送った。しかし、父が描いた大量の油絵には手がつけられなかった。また仏壇をはじめとする仏具の処分が大変であることがわかった。仏具屋に聞いたら、仏壇は魂を抜く「抜魂式」をやらないと処分できないということである。結局それらの整理は夏に回すことにした。


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