Yamasaki 2011年7月・8月の我が家の出来事 - 11



松江の家の整理(2)

今回は連休時に完全にはできなかった家の整理(このページ)を終わらせるために松江に行ってきた。特に父の描いた絵の整理と仏壇の処分が目的である。

万里の長城 カナディアンロッキー

もともと徹の勉強部屋だった部屋を改装した2階のアトリエから、父の描いた油絵がたくさん出てきた。その中には、父が亡くなった時の葬儀の式場に飾った徹の母が選んだ5枚もある(このページに5枚の写真が載っている。大山の白樺林、秋の大山、日御碕、冬の大山、宍道湖の夕焼け)。 また、中国へ行ったときに描いた万里の長城(左写真)や、徹と淳子が送った写真をベースに描いたカナディアンロッキー(右写真)など、外国の風景の絵もあった。その他習作も含めて100点以上もあった絵から30点ばかり選んで徹の家に送ることにした。(後記:これらの絵のうち、大山の白樺林、秋の大山、万里の長城の絵は、宍道湖を描いた1枚とともに、父が日本留学を支援した中国人夫妻に進呈した。


温泉津の仏壇の扉1 温泉津の仏壇の扉2

仏壇は大きくて重く、徹の家に入れるのは無理なため、処分することにした。山崎家菩提寺である温泉津の西念寺のご住職にわざわざ来ていただいて「抜魂式」を行い、仏具屋に処分を依頼した。そのとき、仏壇の中から、昔温泉津の旅館「いなや」にあった仏壇の扉が出てきた(左写真、右写真)。「価値のある扉なのでとっておいた方が良い」と言われたと母から聞いた記憶があるものだ。これも徹の家へ送った。


Pinnacles9Pinnacles9 Pinnacles10

その他、丸に立ち沢瀉(まるにたちおもだか)の家紋のはいった「いなや」のちょうちん(左写真:赤い部分は日の丸)や、新たに見つかった10枚ほどの錦絵(右写真:そのうちの1枚)も徹の家へ送った。


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