２０１１年５月・６月の我が家の出来事 - ７
京都（京大周辺、東寺、広隆寺）－４
次は太秦にある広隆寺である（左写真：南大門（仁王門）、右写真：上宮王院（本堂））。
霊宝殿には、国宝第一号として有名な弥勒菩薩半跏思惟像があり、その微かな笑みをたたえた慈愛に満ちたお顔をいろいろな角度からじっくり見ることができた。パンフレットに載っていたこの小さな写真からでもその慈愛を感じることはできるのではないか（写真）。それから、弥勒菩薩半跏思惟像の正面にある大きな千手観音菩薩坐像がまた良かった。虫に食われてボロボロになっている像なのだが、かえってそれが年代を感じさせるだけでなく、力を感じさせてくれた。
霊宝殿の前には、蓮の葉が浮いている池を持つ趣ある庭がある。