Yamasaki 2012年9月・10月の我が家の出来事 - 21



京都(伏見、一乗寺)- 11

金福寺12 金福寺13

芭蕉庵から降りてまた方丈を見てみたが、先客はまだいる(左写真)。その動じない態度からして、どうやら客ではなくて住んでいるようである。しかしそのまま帰るのももったいないし、失礼してあがらせてもらった。しかし全然動こうとしない(右写真)。


金福寺14  金福寺15

しょうがないので、方丈から庭を見るのはあきらめて、方丈内の展示物を見たあと、そばを通って廊下へ出た。するとなんと、ついてきて見送ってくれるではないか。廊下の端から降りて、その姿を撮らせていただいた(左写真、右写真)。まるで鉄舟和尚が、(松尾芭蕉ではなくて)我々を見送ってくれたようである。


金福寺16 金福寺17

なお方丈内には、幕末に入り勤皇の志士によって三条河原でさらし者にされた村山たか女の姿(左写真)と、3日後助けられて尼として金福寺に入り、建立した弁天堂の鬼瓦(右写真)が展示されていた。鬼瓦には蛇が使われており、村山たか女は徹と同じ干支の生まれだったことを知った。


金福寺18

山門の左手には、その弁天堂がある(写真)。


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