Yamasaki 2012年9月・10月の我が家の出来事 - 31



はなたれ小僧

京都でのお酒、松江でのお酒ときたので、今度は横浜でのお酒である。横浜の焼酎を蒸留する際に一番初めに垂れる香り高く希少な液体を「はなたれ」というそうだが、それを店名にしたものだから変なイメージを与えてしまう飲み屋である。横浜周辺で成功して、東京にもいくつか店を出したようだが、まず桜木町店、そして横浜東口店と同僚と2回飲んだところ、とても気に入ってしまったので紹介したい。

はなたれ小僧 はなたれ小僧2

店名からわかるようにまずは酒がいい。店内(横浜東口店)にはずらーっと全国の名蔵元の前掛けが並ぶ(左写真)。そしてその中に、なんと徹の大好きな温泉津の「開春」がある(右写真)。「開春」を置いている島根県以外の店は、京都の「あさきぬ」(このページ)に続いて2件目である。


はなたれ小僧3

さらには、松江で酒屋をやっている友人が「島根県では飲めない。すべて都会へ出している」と嘆いていた東出雲町(松江市に合併した)の名酒「王祿」が置いてあった(写真:横浜東口店)。それも湘南の名酒「天青」にはさまれているところが、湘南に住んでいる徹にとっては心憎い配置である。いつも飲めるそうではないとのことだが、いつか飲まねば、、、。


はなたれ小僧4

酒の「最初の一滴」に対するこだわりと同じように、食材も旬の「走り」が食べられるように、早朝横浜本場市場で全国の魚を仕入れるだけでなく、毎日三浦半島の海まで買い付けに出向いているという、その魚のいきのよさ。 その証拠がこの写真(写真:桜木町店)。「丸吉商店」とあるが、この店は三浦半島の佐島漁港にあり、店のHPを見ると「はなたれ小僧」のことがほめてあった。


はなたれ小僧5 はなたれ小僧6

ということで、店頭には今日の「一押し」の魚介類の実物が置いてあり(左写真:横浜東口店)、刺身がとてもおいしい(右写真:桜木町店) 。


はなたれ小僧7

最後に、野菜というかお米もおいしい。これは立派な形をしたおにぎりだが(写真)、海苔がおいしいのはわかるが、お米自体もおいしかった。もちろん、お茶漬けもおいしい。


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