Yamasaki 2013年9月・10月の我が家の出来事 - 41


出雲大社とその周辺(4)- 5

次の日は、朝温泉津へ行って祖父の33回忌を行い、午後石見銀山へ行って大森町を歩き、温泉津で泊まった。そして温泉津からの帰りに、雲南市にある須我神社と奥出雲町にある稲田神社に寄った。その2つの神社とも出雲大社と関係があり、そしてとても良かったので、是非とも紹介したい。


2013出雲34 2013出雲35

まず、須我神社である(左写真)。駐車場に車を止めて歩いていくと、この神社の教えが貼ってあった(右写真)。この教えは、正月に京都の勧修寺で見た教え(このページ)とほぼ同じであり、心に響いた。縁も感じた。異なる部分は、「(昼は)愉快に働き」(勧修寺)と「昼は努力に活き」(須我神社)は、以下のように考えた。「若いころは努力して仕事に打ち込めば、いつかは愉快に働くこともできるようになる」つまり、若者に対する教えと大人に対する教えの違いではなかろうか?


2013出雲36 2013出雲37

さて、この須我神社であるが、「日本初之宮」とされている(左写真)。須佐之男命が大蛇を退治した後、稲田姫と共にこの須賀の地に至り、日本で初めての宮殿を作ったのが由来とのことである。また、そのときに美しい雲の立ち昇るのを見て、「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌ったが、その歌も日本で一番古い歌であり、この地が「和歌発祥の地」の由縁でもあるらしい(右写真)。また、この歌の中の「出雲」が、「出雲」の国名の起元であるとのこと。ここから「出雲」の國が始まったと思うと感慨深い。


2013出雲38 2013出雲39

本殿へ至る一直線の石段は気持ちよく登れた(左写真、右写真)。だが、この本殿の裏側の山の方へ約2キロ程のところにある、奥の宮「夫婦岩」まで行くことは、今回は遠慮させていただいた。夫婦岩の近くに、八雲山への登山口があり、八雲山の頂上からは眼下に宍道湖、中海をはじめ島根半島から弓ヶ浜、出雲富士(大山)を一望できるらしい。


2013出雲40 2013出雲41

本殿の両側には、大きな杉の木が2本立っている(左写真)。ご神木であり、パワーがもらえる(右写真)。



次ページ


2013年の出来事

ホーム