２０１３年１１月・１２月の我が家の出来事 - ３２
オーストリア - ３２
2つ目の部屋には、ベートーヴェンが亡くなった最後の住居からの資料が展示されている。
その部屋の様子を描いた絵（写真：徹の影が大きく写っている）。ピアノと椅子が置かれ、窓からは教会の塔が見えている。後で調べてみると、その教会は当時温泉保養所があったハイリゲンシュタット公園に建っていて、今でも時を刻んでいるミヒャエル教会とのこと。次回訪問するときには、是非訪れてみたい。
最後の本当の遺書（写真）。そしてデスマスク（右写真）。声が出ない。
部屋の窓から、庭に置かれたテーブルと椅子が見えた（左写真）ので、あとで行ってみた（右写真）。少しほっとした気持ちになった。
（追記）
３年後の同じ時期にハイリゲンシュタットを訪れた際、ハイリゲンシュタット公園に建っているミヒャエル教会を、それとは知らずに撮影したので、ここに載せる。
公園のはずれに樹木に囲まれて建っている、その教会の佇まいが素敵だったので撮影したのだが、ベートーヴェンが亡くなった最後の住居の窓から見えていた教会だったとは思いもよらなかった。あらためてその窓から見えていたミヒャエル教会の塔の絵と比べてみると、まわりの樹木の大きさが全然違うことに気づく。２００年以上前のこと、当たり前ではあるが、当時は木などなかった。