Yamasaki 2013年11月・12月の我が家の出来事 - 65


オーストリア - 65

さて、歌を仲立ちにすっかり打ち解けたマリアと子供たちのいる家に、トラップ大佐、男爵夫人エルザ、それと音楽マネージャのマックスがオープンカーに乗ってウイーンから戻ってくる。そこからの場面で使われるトラップ一家の邸宅は、「フローンブルク宮殿」が使われるのは外観が写るときだけで、その他の場面はすべて別の「レオポルツクロン宮殿」が使われているそうである。マリアと子供たちがボート遊びで湖へ落ちてしまい、びしょぬれになってあがってくる場面もそうである。


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その「レオポルツクロン宮殿」は現在は私有地だということで、ツアーで訪れた時も湖の反対側から眺めるのみ(左写真、右写真)。なおこの宮殿、最近はホテルとして宿泊が可能となったとのことである。是非泊まってみたいものである。


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ここでも、運転手のおばさんが2人の写真を撮ってくれた(写真)。左隣の建物の上には、うっすらとホーエンザルツブルグ城が望める。


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さて、宮殿の右端を拡大すると、上記マリアと子供たちがびしょぬれになってあがってくる場所、つまり左右に石造りの馬の像がある石段の場所が、かろうじてわかった(左写真)。

映画ではその後、教育方針の違いからマリアと大佐が激しく口論になるシーン、子供たちがマリアに習った歌をエルザに聞かせるシーン、それに気づいた大佐が合唱に加わるシーン、と続き、大佐もマリアと打ち解けることになる。しかし、エルザに大佐への恋心を見抜かれてマリアは修道院へ戻る(そしてIntermissionとなる)。
再度院長に諭されてマリアはトラップ一家のところへ戻ってくるが、大佐とエルザの婚約を聞かされて打ちのめされる。そして夕闇の中、マリアが悄然と庭を歩く姿を大佐が2階のテラスから見つめる。そのシーンは、まさしくこの宮殿のこのテラスで撮影されている(右写真)。但し映画では、テラスの回りの4本の高い木はなかった。

そのあとエルザが自ら身を引いて大佐のもとを去り、大佐が庭におりてマリアと語らい、愛を告白する。そのシーンは、すでに紹介したガゼボ(このページ)で撮影されている。


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