Yamasaki 2013年11月・12月の我が家の出来事 - 69


オーストリア - 69

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映画では、大佐とマリアが結婚してから劇的な展開となっていく。まず、ザルツブルグはナチスドイツの支配下に置かれ、レジデンツにナチの旗が掲げられる。そして、ナチの地方長官ゼラーが、子供達とマックスが合唱の練習をしている音楽会の会場フェルゼンライトシューレの裏口に車で着く(写真:右側がフェルゼンライトシューレと裏口)。フェルゼンライトシューレの裏側はメンヒスブルクの丘の岩壁になっている。


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上記写真の中央部を拡大してみると分かるが(左写真)、フェルゼンライトシューレの裏口あたりに階段があり、メンヒスブルクの丘に上ることができるようになっている(右写真)。


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その階段を上り、岩壁の上に出て下をみたところ(左写真)。左端にフェルゼンライトシューレ裏口からの階段を上ってくる赤いヤッケの人が写っている。また拡大してみると、階段下のベンチには淳子が座っていることがわかる(右写真)。実はこの岩壁は、フェルゼンライトシューレの中まで続き、そのまま舞台の背景となっている。フェルゼンライトシューレの意味は「フェルゼン:岩壁」「ライトシューレ:馬術学校」ということで、もともとは、たくさんの観客席用の「穴」を空けた岩壁を持つ、オープンエアの馬術学校だった。その岩壁の前に可動式の屋根を持つ舞台を作り、その前に改めて観客席を設けたのがフェルゼンライトシューレということらしい。


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ちなみに、フェルゼンライトシューレとモーツルト劇場、そしてザルツブルク祝祭大劇場全体の建物を表側から見るとこうなっている(写真)。真ん中に入口があり、それより手前がモーツルト劇場と裏にフェルゼンライトシューレ、奥側がザルツブルク祝祭大劇場である。


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