２０１３年１１月・１２月の我が家の出来事 - ７１
オーストリア - ７１
そして、次に映画の重要な舞台となったフェルゼンライトシューレを見ることができた（写真）。
ガイドもここがサウンドオブミュージックで使われたという話をしてくれた（左写真）が、具体的には、ナチスからの招集から逃れるために音楽会を利用するというマックスの案にのったトラップ大佐が、家族とともに「フォン・トラップ・ファミリーシンガーズ」として音楽会に出演した舞台として使われた。
その中で、トラップ大佐が歌った「エーデルワイス」は感動的。音楽会終了後に愛するオーストリアを一家で脱出すると決めている大佐は、胸がつまって途中で歌えなくなるが、それをマリアが引き取って歌い継ぎ、最後に観客全員が歌いだすのである。
そしてアンコールで「さよなら、ごきげんよう」を歌いながら、家族が一人ずつ去っていく。そのあと、音楽会での入賞者が次々と発表されている間にトラップ一家は逃げた。最後に優勝がトラップファミリーになり、マックスが「フォン・トラップ・ファミリーシンガーズ！」と舞台から呼んでも、この入退場口（右写真）から現れてこない。再度呼ぶけども出てこない。そして奥からナチの突撃隊員が走ってきて叫ぶ「やつらが逃げたぞ！」
見学の最後は、舞台の準備をしている祝祭大劇場を見学（左写真、右写真）。フェルゼンライトシューレより小さく感じるが、２階席もあるので客席数は多い。
ここでは、舞台裏も見させてもらった（左写真、右写真）。