2014年1月・2月の我が家の出来事-32
京都冬の旅(妙心寺、実相院、鷺森神社、修学院離宮、桂離宮、松尾大社)- 10

「楽只軒」の庭の池にかかっている石橋を渡って客殿に行く(左写真)。客殿(右写真)。

客殿の廊下の杉戸絵は、狩野敦信による祇園祭の鉾(左写真)。一間半の飾棚(右写真)は、大小五枚の棚板が、いかにも霞がたなびくように見えることから「霞棚」と呼ばれるらしい。桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とともに天下の三棚と称されるとのこと。

客殿の北側にある石段(写真)。石段の上には隣にある林丘寺の裏門が見える。

客殿と「楽只軒」をぐるっとまわって反対側(左写真)。正面が客殿、右側が楽只軒になる。正面客殿の濡れ縁に珍しいデザインの欄干がある(右写真:拡大写真)。岸辺に干してある網の景色を図案化したもので「網干の欄干」と言われるらしい。気に入った。