Yamasaki 2009年5月・6月の我が家の出来事-1



京都「春の特別拝観」- 1

毎年のように行っている京都であるが、今年のゴールデンウイークは、「春の特別拝観」で特別に公開される寺を中心として「庭の鑑賞」をテーマに市内を巡った。


京町家旅館さくら 西本願寺の正門

最初の日は昼ごろに京都駅に着き、まずは西本願寺そばの旅館に荷物を置きに行った。ゴールデンウイーク直前に探したので、大体のホテルや旅館は満室で、つい最近できたばかりの「京町家旅館さくら」が、空いていた唯一のホテルだった(左写真)。しかし駅から近いし、サービスも良く、安い。そして旅館周辺が京都らしい独特な雰囲気を持っている。すぐ近くに西本願寺の正門があり、このあたりの町の名前が、仏具屋町とか数珠屋町というだけあって、仏壇・仏具の店が多いのだ(右写真)。


三十三間堂1 三十三間堂2

荷物を置いたあと、まずはタクシーで三十三間堂へ(左写真:「通し矢」の舞台となった西側の軒下を南側から望む)。学生時代にも何度か行ったことがある本堂で、風神・雷神像、二十八部衆の立像や、さまざまな顔を持つ1001体の仏像を、今回はじっくり見てみた。その中で、痩せ衰えた老人の姿をあらわした婆藪仙人像が、イタリアでみたドナテルロの「マグダラのマリア」像(このページの最下段)を思い出させるほどリアルな表現であることがわかったことが、今回の発見であった。さて庭であるが、本堂の東側にあるもののたいした庭ではない。しかし、つつじの花に囲まれた小さな池にちょうど青鷺がやってきて素敵な構図の絵になった(右写真)


トラットリア セッテ1

そのあと、近くのHyatt Regencyの中にあるトラットリア セッテ(写真:七条通りからの入り口)で休憩。おいしい紅茶とスイーツをいただいた。


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