Yamasaki 2010年5月・6月の我が家の出来事-2



マイレージ・プログラム

このページに述べているように、アメリカ駐在時代にはJALのマイレージプログラムにはいっていた。理由は、当時JALには、(駐在員に対してのみ)家族のマイルを合算できるファミリークラブの制度があったためである。しかし、もともとはロチェスターにあるXEROXの研究所への出張で都合の良かったユナイテッド航空(以下「UA」)のマイレージプログラム(=マイレージプラス)にはいっていた。更に駐在時代していた会社(FXPAL)が、UAと同じスターアライアンスメンバーであるANAと特別運賃で乗れる契約を結んでいたため、日本への出張でたまるANAのマイルをUAのマイレージプラスの口座に加算でき、徹はANAのプラチナメンバーであったと同時にUAのプレミア・メンバー(ブロンズ会員)にもなったくらいである。

その後日本に帰国したあとに、マイレージプログラムと連動したクレジットカードが発行されて飛行機に乗らなくてもマイルがためられるようになり、劇的に早くマイルがたまるようになった。それでタイのバンコク・アユタヤイタリアのミラノ、ベニス、フィレンツェローマには、UAとANAの口座両方を使って、つまり淳子と徹別々のマイレージプログラムを使って、行ってきている。なお、JALのマイレージプログラムで貯まったマイルは、駐在時代にすべて使い切ってきている。

さて、最近ではインターネットショッピングや電子マネーもマイレージプログラムと連動し始めており、マイルをためる方法が複雑になってきた。現在徹がとっている戦略が一番いいかはわからないが、そういう状況の中で考えていることを書いておく。

まず最初に、UAとANAのマイレージプログラムのどちらがいいかであるが、UAの方が良いと思う。理由は、

1)国内・国際旅行とも、特典旅行にいくために必要な買い物の金額が少なくてすむ。

カードによって違うのだが、最高換算率はUAが0.015(1,000円につき15マイル:セゾンカードなど)、ANAは0.01(100円につき1マイル)である。そうするとまず、国内旅行は両方とも15000マイルで行けるのでもちろんUAの方がいい(UAとANAは同じスターアライアンスメンバーなので、UAのマイルでANAの国内線に乗れる)。また国際旅行も、たとえば最も必要マイル数が違うヨーロッパでさえ(ANAでは60000マイル、UAでは80000マイル必要)、ANAでは600万円のショッピングが必要だがUAでは530万円ですむ。

2)特典航空券での燃油サーチャージが原則必要ない。 せっかく無料で特典航空券をGETしても、ANAだと燃油サーチャージで何万円か支払うことになり、損した気分になってしまう(実際経験をした)。UAでは自社便でも提携先航空会社便でも支払う必要がない。

3)マイルが買える 旅行したい日までにマイルがどうしても目標まで貯まらないときには、重宝する制度である(実際使ったことがある)。1000マイルが67.25ドルだから安くはないが、奥の手として使える。ANAにはこの制度はない。

4)期限が(実質)無期限 UAのマイレージプログラムの規則には「入会後12ヶ月以内にマイル数を獲得できなかった場合、あるいは18ヶ月継続してマイル数を獲得できなかった場合、会員口座および累積マイル数は、無効となる場合があります。」とあるが、クレジットカードを1年半も使わないことなど考えられないので、実質無期限である。一方ANAのマイレージプログラムの規則には「ご利用になった月から数えて36ヵ月後の月末まで有効です。」とあり、複数人でいく家族旅行となると、3年でためるのは結構きつい。ただ全日空のほうもAMEXカードでは実質無期限にできる抜け道があるようだ(このページ)。なお、このこともあって徹はANAでのフライトによって得るマイルは全てUAのマイル口座に入れている。

以上より、メインカードはUAのカード(セゾンマイレージプラスAMEXゴールドカード)にしている。ここでAMEXのカードである理由は、家族で大量買いをするCOSTCOがAMEXかORICOのカードしか受け付けない、という点と、毎年更新時に1500マイルの「サンクスマイル」がもらえるからである。 しかし、どうしてもUAのカードだけでは、ショッピングに「無駄」(マイルに交換できないショッピングをしてしまう)が出る。具体的には、

1)AMEXでは使えない店が多い。 特に、海外やインターネットの中小の店でショッピングをするときに使えないことが多い。やはりVISAかMASTERである。

2)インターネットでよく使う「楽天」でショッピングするときにたまるポイントの交換対象がANAのマイル。 但し「楽天」では100円で1ポイント貯まるが、その2ポイントがANAの1マイルの交換比率だから、換算率は0.005と普通の半分である。ただ、「楽天」はANA及びUAの「マイレージプラスモール」に出店していて、そのモールから「楽天」にはいってショッピングをすると、ANAで0.005(200円で1マイル)、UAで0.0025(400円で1マイル)という換算率でマイルがたまる。よって、1番高い換算率を得る方法は、ANAの「マイレージプラスモール」から「楽天」にはいってUAのカードを使ってショッピングする場合で、換算率は0.005(ANA)+0.005(ANA)+0.015(UA)=0.025である。更に、どのくらいの頻度で行われるかわからないのだが、「楽天」ポイントをANAのマイルに交換する比率が2倍になるキャンペーンがある(利用した)。このときを狙って換算することにすれば、換算率はなんと0.005(ANA)+0.01(ANA)+0.015(UA)=0.03となる。

3)電子マネー(Edy、SuicaやiD)でANAのマイルがたまる。 クレジットカードが使えないコンビニでの小額の買い物でも電子マネーでマイルがたまる。ANAカードについているEdy、ANAVISASuicaカードについているSuicaへのオートチャージ及びANAカードに付随して発行されるiDの換算率は、いずれも0.005である(SuicaやiDは、ANAカードに対して別途会費を払えば換算率を0.01にできる)。

以上述べたように、ANAカード(MASTER及びVISA:MASTERカードは100円1マイルにするために別途会費を払っている)も持って、ANAの口座にもマイルをためている。3年の有効期限の間に使い切るために、必要マイル数の少ない国内やアジア便で利用するか、ヨーロッパなどは一人分だけにしてもう一人分はUAのマイルを使うということにしている。


こどもの日

こどもの日1 こどもの日2

子供の日、近くの神社に母を連れて散歩に行ったら鯉のぼりがたなびいていた(左写真)。横断幕には「日本の宝、XX(地区の名前)の宝、子供たちを交通事故から守ろう。」とある。「宝」という言葉が新鮮で力強い。また境内にも横断幕があり、「郷土の伝統文化を、親から子へ子から孫え(へ)伝承」とある(右写真)。ここには伝統が薄れ行くことに対する強い危機感も感じられる。

こどもの日3  こどもの日4

神社へ参拝したあと、境内に掲げられたたくさんの鯉のぼりが泳ぎ始めた(左写真:真ん中に写っているのが母)。そして、町内の人たちが持ち寄ったのであろう、たくさんの武者人形が集会室に展示されていた(右写真)。


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