Yamasaki 2010年9月・10月の我が家の出来事-1



ゴッホ展@東京新美術館

ゴッホ展1

オルセー美術館展で久しぶりに興奮したゴッホの作品。待ちに待っていた没後120年ゴッホ展が始まったので早速東京新美術館に行ってきた(写真)。2005年に竹橋の近代美術館で開催されたゴッホ展を見に行って(このページ)以来5年ぶりのゴッホ展である。没後120年という数にちなんだわけではあるまいが、ファン・ゴッホ美術館、クレラー=ミュラー美術館の120点あまりを展示、覚えているかぎりでは5年前の展示品との重複はなかったと思う。

国立ゴッホ美術館 クレラー=ミュラー美術館1

クレラー=ミュラー美術館2 クレラー=ミュラー美術館3

5年前にも書いたが、徹は35年前の大学卒業直前の春休みに1ヶ月ほどヨーロッパを旅した。そのときに、アムステルダム「国立ゴッホ美術館」とオッテルロー(5年前はアペルドルンと書いたがそれは最寄駅の名前だった)「クレラー=ミュラー美術館」を訪れている。アルバムを引っ張り出してみたら、そのときの写真があったので載せておく(上左写真:国立ゴッホ美術館、上右写真:クレラー=ミュラー美術館)。クレラー=ミュラー美術館のほうは、国立公園デ・ホーヘ・フェルウェの森の中にあり、寒い中一人で長い道のりを歩いて到着した(着いてみたら逆方向からバスや車でやってきている人が大勢いて、まちがった門からはいったのだと合点した)。その大変な思いをして歩いた道の写真も撮っているし(下左写真)、そんな思いまでしてきたということで余計感動したのであろう「夜のプロヴァンスの田舎道」を撮っている(下右写真)


ゴッホ展2 ゴッホ展3

5年前は「夜のカフェテラス」(左写真:絵葉書より)「花魁」(右写真:絵葉書より)と上記「夜のプロヴァンスの田舎道」が記憶に残る作品だったが、最近の気分を反映してか今回はたくさんあった。パリ時代の「自画像」「マルメロ、レモン、梨、葡萄」「ヒバリの飛び立つ麦畑」、アルル時代の「緑の葡萄畑」、そしてサンレミ・オーヴェール時代の「サンレミの療養院の庭」「草むらの中の幹」である。


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