Yamasaki 2010年11月・12月の我が家の出来事-21



北京-4

さて、天安門をくぐって、いよいよ故宮(紫禁城)だ。西太后(娘名は蘭児)は17歳のときに后妃選定面接試験「選秀女」に合格して18歳で咸豊帝の後宮に入った。以来72歳で崩御するまで、そのほとんどをこの紫禁城(とあとで述べる頤和園)で暮らした。

太和門1太和門2太和門3

チケットを買い、逆凹字形をした午門をくぐると太和門に至る。この太和門がその後ろに控える太和殿と間違うほどの大きさである(写真)。


太和門4 太和門5

門なのに彫刻の施された立派な階段もあるし(左写真)、一対の立派な獅子像も置かれている(右写真)。


太和殿1太和殿2太和殿3

 

そして故宮の中心、すべての国家的行事が行われた太和殿である(写真)。とても広い庭と大きな建物、中国最大の木造建築物である。ほぼ同じ場所から撮影した7年前の写真がこのページにある。写真を見比べただけでは違いがわからないが、実は7年前には庭に敷き詰められた石と石の間から雑草が生えていた。それが今回はきれいに抜かれていた。やはり北京オリンピックで、海外からの観光客が増えたからだろうか。


太和殿4 太和殿5

もう少し近づいて、堂々たる姿を間近で見る。白い大理石でできた三重の基台が特徴的である(左写真)。そして宝座(右写真)。


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