Yamasaki 2013年1月・2月の我が家の出来事 - 25


母校の後輩たちへの講演


母校の後輩たちへの講演1

母校である松江北高の理数科2年生が「研修旅行」(大学や国立の研究所の見学がメイン。「修学旅行」ではない。)で東京にやってきて、夜「企業研究者のすすめ」という題で講演を行った(写真)。場所は、代々木にある「国立オリンピック記念青少年総合センター」である。


母校の後輩たちへの講演2

母校の後輩たちへの講演は、2008年に松江で行った同じ題の講演(このページ)に続いて2度目である。前回は同期の友人が国語教師をやっていた関係で依頼されたもので、100名以上の理科系志望の後輩たちに体育館でしゃべった。今回も同様に同期が松江北高の校長になった関係から依頼されたのだが、対象は理数科1クラス40名程度(写真)。そして、よく写真を見ればわかるように、その半分以上が女生徒である。徹の時代の理数科は、39名中2名だったから、率として10倍以上である。医者を目指す生徒が多いと聞いたが、この講演で女性研究者が増えてくれることを期待したい。女性研究者が増えてくれると、きっといい研究成果がたくさん出てくるはずで、日本の将来が明るくなる。


母校の後輩たちへの講演3

なお、今回の講演では、生徒を眠らせないためにひとつの仕掛けをした。それは、前回もそうしたように「松江、島根、日本の文化を、誇りを持って語れないようじゃグローバルな人間にはなれない」と話したときに、その実際の例として、学会発表や海外出張でよく使った「宍道湖七珍」(汽水湖である宍道湖の七つの珍味:すずき、もろげえび、うなぎ、あまさぎ、しじみ、こい、しらうお)+「宍道湖の夕日」をデザインしたネクタイを持参して皆に見せたことである(写真:拡大すればわかるように、「宍道湖七珍」ローマ字で表記してある)。この仕掛けでは、意図した以上に盛り上がった。なんと同期である校長もちょうどその日「宍道湖七珍」のネクタイをしていて、それをはずして、私のネクタイと一緒に生徒達にまわしたのだ。もちろん徹のネクタイは30年くらい前のものなので、彼のとはデザインは違う。しかし、想いは同じなんだな、と思った次第である。


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