Toru



ビール

彼の好みは、日本のキリン・ラガービールである。その趣味は彼の父親譲りである。最近日本のトップ・ブランドはキリン・ラガーからアサヒ・スーパードライに変わった。しかし、そのビールはドライすぎて 彼には合わない。

時々彼は外国のビールを楽しむ。。彼はサンディエゴへ仕事で行ったとき、メキシコのコロナビールをライム付きで飲んで以来、その味が気に入っている。コロナビールは最近日本の酒屋でも手に入るようになってきた。彼はまたオーランドのディズニーワールドにあるワールド・エキシビション・センターで最初に中国の青島ビールを飲んだときのことも覚えている。それはユニークな味がした。しかし残念ながら日本ではまだ簡単には手に入らない。



日本酒

Kannabi かんなび

日本料理には、日本の酒が良く似合う。彼は家ではかんなびを飲む。かんなびは彼の生まれ故郷である島根県松江市の地酒である。食料品店を営んでいる彼の友人が、自分達独自に米を育て酒を作るグループを組織した。その名前が「かんなびの会」であり、そこで作られた酒がかんなびである。かんなびとは「神名火山」からきており、神のすむ山を意味する。その味はフルーティでかつシャープ、つい飲みすぎてしまう酒である。 しかし飲みすぎても絶対二日酔いにはならない、かんなびはそんな魅力的な酒なのである。


ワイン

Budo-Shinwa 葡萄神話 Festa フェスタ

フランス、イタリア、スペイン料理にはワインが良く合う。彼が家で飲む白ワインは、これまた島根県の地ワインである葡萄神話である。このワインはフルーティで何より安い。名前からわかるようにかんなびと同じセンスの酒であり、彼に故郷を思い起こさせる。さて最近彼はフェスタという名前の新しいワインを楽しんだ。これも同じく島根県の地ワインであるが、有機栽培の山ぶどうを原料とする。その味は葡萄神話を凌駕するが、高い。

ところで彼はカリフォルニア・シャルドネフレンチ・シャブリを好んでいる。彼はアメリカやフランスに行く時は、それらを大いに楽しむ。



焼酎

彼は冬は時々お湯で割った焼酎を飲む。焼酎は日本の誇る蒸留酒であり、米、いも、麦などのいろいろな野菜から作られる。 雲海は蕎麦から作られる、いわゆる蕎麦焼酎 のひとつであり、彼の好みの焼酎である。


ウイスキー

彼はウイスキーもよく飲む。サントリー山崎はそんなに特別な味がするわけでもなく値段も安くない。しかし彼と同じ名前なので飲んでいる。

最近彼はマッカランを見出した。その香りと味はメローでクール。もともとは彼の友人の推薦であり、彼が言うには、スコットランドの海岸の風の匂いがするという。彼はまたバウモアも最近発見した。バウモアはアイラ・モルトであり、マッカランのようなスペイサイド・モルトに比べ、もっと強烈な個性の強い味と香りがする。彼はその日の気分に合わせてどちらかを選んで飲む。

彼は、初めての海外での仕事(国際会議での発表)で訪れたニューオリンズのバーボン・ストリートの思い出と共に、バーボンをよく飲む。(そういえば彼の生まれ故郷の松江市とニューオリンズは姉妹都市である)。好みは、最初にバーボンのおいしさを教えてくれたアメリカの友人からの贈り物ジャック・ダニエルである。そのあと彼はI.W.ハーパー、ワイルド・ターキー、ジム・ビーム...と試したが全て良かった。しかし、「ジャック・ダニエル氏」は、アル・パシーノ主演の映画「女の香り」のシーンと共に、彼にとっては特別なバーボンである。



コニャック

食事の後、彼は時々1杯あるいは2杯のコニャックを楽しむ。レミー・マルタンのXO/ナポレオンカミュのXO/ナポレオンは、時にはアイスクリームと共に、舌の上でよく踊ってくれる。それらは大変高級で、海外から日本に帰る途中のタックス・フリーの店で買うぐらいしかできなかったが、最近は日本の酒屋でも、リーズナブルな価格で手に入れることができるようになった。


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