Yamasaki 2012年7月・8月の我が家の出来事 - 27



出雲大社参拝 - 2

出雲大社参拝9 出雲大社参拝10

「神門どおり」を突き当たると、今度は木でできた「二の鳥居」がある(左写真)。「二の鳥居」が立っているあたりを「勢溜(セイダマリ)」と言い、以前はおおきな芝居小屋があって、大勢の人が集まった場所らしい。そして、人の勢いが溜まるところから「勢溜」という名がついたとのこと。南側をみると、「一の鳥居」と、山々がきれいに見える(右写真)。なお、「勢溜」の東側には、出雲大社の第80代宮司の「千家尊福公」の銅像がたっている。この宮司は明治天皇からのご信任があつく、元老院の議員、貴族院の議員をへて、埼玉、静岡、東京の知事、司法大臣までもつとめたとのこと。また詩人、歌人としても有名で、「としのはじめの・・・」ではじまる「1月1日の歌」もこの宮司が作詞されたとのことである。凄い人である。


出雲大社参拝11 出雲大社参拝12

ここからの参道は、全国には稀な、下りになっている参道である(左写真)。なお、参道の中ほどの東側には、心身のよごれを祓い清めてこれから参拝する「大国主命」の「御意」を戴けるようにしてくれる「祓社(ハラエノヤシロ)」と、「バードウオッチング」のスポットでもある「浄めの池」がある。そして、参道を下り「祓橋(ハラエノハシ)」を渡ると、鉄でできている「三の鳥居」があり、そこから「松の参道」がはじまる(右写真:これは「松の参道」の終わりの場所から後ろを見て撮影したもの)。


出雲大社参拝13 出雲大社参拝14

「松の参道」が終わるあたり、参道の左側には「ご慈愛のご神像」が、右側には「結びのご神像」がある。「ご慈愛のご神像」については、2008年ちょうど「遷宮」が始まる年の正月に、毅と一緒に出雲大社に初詣したときのページで紹介している(このページ)が、写真だけは再掲しておく(左写真)。絵本でも有名な「因幡の白ウサギ」だが、大黒様の背負われた袋の中には我々の苦難や悩みがはいっていて、大黒様が我々の身代わりになって背負っておられるということを、参拝ガイドで初めて知った。一方、「結びのご神像」についても「遷宮」が始まり本殿内部が公開されたときのページで紹介している(このページ)が、ここでも写真だけ再掲する(右写真)。


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