Yamasaki 2012年7月・8月の我が家の出来事 - 28



出雲大社参拝 - 3

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「手水舎(テミズヤ)」で手と口を浄め、いよいよ最後の鳥居である銅製の「四の鳥居」をくぐる。この「銅の鳥居」は、わが国で最も古い銅製の鳥居とのことである。そして目の前の建物「拝殿」には、遷宮中の「お仮殿」として「大国主命」が住んでいらっしゃる。なお、出雲大社のお祈りは「二礼・四拍手・一礼」であることは知っていたが、お祈りの仕方として、手を合わせながら心の中で自分の住所・名前を言って、次に参拝にこれたごあいさつをして、その上でお願い事をする、つまりまずは、自分がどこの誰か名乗ることから始める、ということを、恥ずかしながら今回初めて知った。さて、「拝殿」の北側には本殿があるが、その前、東西に延びる回廊の中央の石段の上には重要文化財「八足門」がある。しかし、今はシートに覆われていて見れない(左写真)。2008年の正月に初詣したときに、この「八足門」の写真を撮っていた(このページ)ので再掲する(右写真)。参拝ガイドによると、「八足門」の鴨居部分には、左甚五郎の作といわれる「瑞獣」と「流水紋」の美しい彫刻が施されているらしい。


出雲大社参拝17 出雲大社参拝18

なお、普段はこの「八足門」の向こう側にははいれないが、まず「楼門」、そしてその奥に本殿がある。回廊の左側に回って見たが、内側にある本殿も残念ながら見えない(左写真)。左右逆とはなるが、本殿内部が公開されたときに撮影した写真がある(このページ)ので、再掲する(右写真)。とても堂々としたつくりである。


出雲大社参拝13 出雲大社参拝14

現在の本殿は、1744年の建立で、高さ24メートル、しかし古くは倍の48メートルの高さのご本殿が建っていた。「八足門」の手前の広場の石畳には、4つの「古代神殿の柱」発掘の跡が記してある(左写真:3つの茶色の円が束ねてあるところ)。3本の巨木を一つに束ねて直径3メートルの柱を作り、さらにそれを9本の柱として48メートルの本殿が建っていとということである。堀り出された柱の実物は、「古代出雲歴史博物館」に展示してある(右写真:2008年の正月に訪問したときの写真)。


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