Yamasaki 2013年5月・6月の我が家の出来事 - 8


奈良(興福寺、春日大社、東大寺)

奈良の興福寺の南円堂が創建1200年で特別公開されている、しかも大好きな北円堂も同時公開されるというので、いそいそと出かけた。しかし、そのあと寄った春日大社の藤の花がとても良かったので、それも含めて紹介したい。


興福寺 興福寺2

まずは興福寺の南円堂である(左写真)。運慶の父である康慶一門の作、不空羂索観音坐像が素晴らしい(右写真:ポスターより。なんとも慈悲にあふれたお顔である)。


興福寺3 興福寺4

そして北円堂を再訪(左写真:前回の訪問は(このページ)。無著・世親両菩薩像(国宝:運慶作)と再会したが、何度見てもすばらしい。今回は、堂の外から望遠で、堂内の座像群をとらえることができた(左写真:写っている全5体のうち、右端が無著像、右から3番目が世親像)。


興福寺5 興福寺6

ただ、この写真を載せるとどうしても無著・世親両菩薩像の正面から見たお顔の写真をのせたくなってしまう。以前、金沢文庫で開催された運慶展に行ったとき(このページで紹介)に買い求めた別冊「太陽」の運慶特集号の中には、無著・世親両菩薩像の素晴らしいお顔の写真が載っているので、載せておく(左写真:無著菩薩、右写真:世親菩薩)。


興福寺7

興福寺8興福寺9興福寺10

境内を出て猿沢の池へ向かった。その途中、緑に覆われた五重塔の姿(上写真)。そして亀の甲羅干しが微笑ましい猿沢の池(下写真)。なお、前回興福寺に行ったときに撮影した同じような構図の写真を、このページに載せているが、その時は秋だったので木々の色が違っている。日本の四季は素晴らしいと改めて思う。


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