2010年11月・12月の我が家の出来事-4
東京双松会
山崎法子さんリサイタル
2年前のサロンコンサートで最初にお会いして以来応援している山崎法子さんの初めての有料リサイタル、それも国立音大での発表会で素晴らしい声を聞かせてくれた、得意の(博士課程で研究している)ヴォルフの曲を歌うということなので、いそいそと行ってきた(左写真:ちらし)。場所は国立音大と同じタイプの東京文化会館の小ホール(右写真)、伴奏も国立音大の梅本先生、とまずは落ち着いた演奏ができる条件が整っていた。そして曲のほうであるが、後半のヴォルフはもちろん良かったが、前半のシューベルトやR.シュトラウスはその美声を響かせて歌い、安心して聞けた。ただ、梅本先生に遠慮してというか、先生の熱のこもった演奏にひっぱられてというか、国立音大での発表会のときに比べると伸びやかさが今ひとつ足りなかったのではないかという印象が残った。2007年には同じ東京文化会館の大ホールでエディタ・グルベローヴァが素晴らしい声を聞かせてくれた(このページ)。 山崎さんもきっと将来そのレベルになりますから、大ホールに登場するのを待っています!