Yamasaki 2013年5月・6月の我が家の出来事 - 21


出雲大社遷宮祭 - 1

今年は、徹の還暦の年であるが、同時に出身地出雲(実は松江市生まれなのだが、松江は「出雲の国」の一部である)の大社の60年に一度の遷宮祭の年でもある(ということは、徹の生まれた年に前回の遷宮祭が行われたことになる)。5年前、修理のためにご神体がお仮殿に遷られた年にも大社に参拝したので(このページ)当然ではあるのだが、今回はご神体が新しくなった本殿にお戻りになるその日に参拝しようと、早くから心に決めていた。しかし、正月に中学時代の友人から「選ばれた人しか参加できない」と言われ、当日参拝は無理なのか、と諦めていた。

しかししかし、その後、松江で会社を経営している中学時代の別の友人から「お世話になっているので遷宮にあたって寄付をしたら参加証が送られてきた。しかしちょうどその日は姪の結婚式で参加できない、代わりに参加したらどうか?」との連絡がはいり、喜んで参加させてもらうことにした。

遷宮祭の日の朝は、2か月前に浅草でお会いした(このページ)出雲で起業された社長の会社へ友人の車で訪問したのだが、大雨であった。夜の遷宮祭がちょっと心配になった。


出雲大社遷宮祭 出雲大社遷宮祭2

前日に仕事で訪れた出雲観光協会の人が、「遷宮祭の日はとても混むので、車は一畑電鉄の「雲州平田」駅の駐車場にとめて、電車で大社までくるほうがいい。駐車場代金は電車を利用すれば無料。」とアドバイスをくれたので、そのとおり「雲州平田」駅に駐車して、プラットホームに出た(左写真)。このプラットホームとそこから見る風景は、一畑電鉄の運転手になる夢をかなえた中井貴一演ずる会社員の姿を描いた映画「Railways」で良く使われていたことを思い出した。(なお、「Railways」の監督「錦織良成」氏の講演を聞いたことがある:このページ下部)。そして、やってきた電車(今回はいつもの黄色い電車ではなく青い色だった)に乗った(右写真)。


出雲大社遷宮祭3 出雲大社遷宮祭4

「出雲大社前」駅に到着。雨もあがって日もさしてきた。駅の隣にあるレストラン「ラウ」で昼食をとる(左写真:神門通りから見えるガラス張りの店。この左側に駅がつながっている。そして右側が入口。)。この「ラウ」、ガラス張りのせいで店内は明るく(右写真)、ランチメニューをいただいたが、とてもローカルな場所にある店とは思えない、洗練されたデザインとおいしさであったので紹介しておきたい。


出雲大社遷宮祭5 出雲大社遷宮祭6

シェフおまかせの前菜の盛り合わせ(左写真)とパン(右写真)。バルサミコソースで描いた「縁結び」が出雲らしさを出している。


出雲大社遷宮祭7 出雲大社遷宮祭8

魚料理(左写真)とデザート(右写真)。魚料理では、魚だけではなくエビとほたて貝柱もはいっていて、どれもおいしい。

なお、この店の後ろには、以前紹介したように(このページ中段)、国内最古級の電車「デハニ50型」の実物が展示されている。


次ページ


2013年の出来事

ホーム